富山県

北アルプスや日本海に面した自然豊かな地域で、新鮮な海産物や温泉、歴史的建造物などが魅力。黒部峡谷電車や伝統産業などの文化や技術が盛んであり、多くの温泉地もある。さらに、おわら風の盆踊りなど、地域独自の伝統行事も有名です。

特長

人口

人口は約100万人。
主要都市である富山市や高岡市、魚津市などに約8割が居住している。

人口

富山県の総人口は令和4年10月1日現在、前年比9,071人(0.88%)減の1,016,323人となりました。大正9年から昭和25年までは比較的順調に増加し、昭和25年の国勢調査で初めて100万人台に達しましたが、その後は出生者数減少や社会移動により低下傾向が続いています。平成11年には出生者数が死亡者数を初めて下回り、総人口は減少に転じました。令和4年も自然動態と社会動態の双方で減少が続き、全国総人口に占める本県の割合は0.81%となっています。人口密度は県全体で239.3人/㎢となっています。

立地・交通

富山県は、日本の中部地方に位置しており、北は富山湾に面し、南部は北アルプスに面した北陸地方に位置している。

立地・交通

富山県は日本の北陸地方に位置し、北陸自動車道に加えて、近年、北陸新幹線の交通網が整備されたことで、関西地方だけでなく、関東地方へのアクセスも便利になりました。
また、富山きときと空港を利用すれば、北海道地方や中国・韓国へのアクセスも容易となっています。
県内は富山湾に面し、美しい海岸線が広がっています。さらに、富山県の象徴とも言える北アルプスの山々がそびえ立ち、自然豊かな風景が広がっています。このように、都市と自然、双方を短時間で楽しむことができる立地が魅力となっています。

産業

「薬都とやま」と呼ばれ、医薬品が中心の製造業が盛ん。富山湾を中心に多くの魚介類が水揚げされ、漁業も重要な産業となっている。

産業

「くすりの富山」として全国に知られる富山県の医薬品製造業は、新しい技術による医薬品の開発や品質の向上に積極的に取り組んでおり、医療用をはじめ、一般用、配置用の医薬品を国内外に供給しています。県内には新薬開発型メーカー、ジェネリッ クメーカー、大衆薬メーカー、配置薬メー カーなど、メーカー約80社と100を超え る製造所の集積があり、中でもパップ 剤や軟膏剤、目薬などの特殊製剤について は高い製造技術を有しており、医薬品産業のさらなる発展や新たな成長産業の育成・振興により、「ものづくり県」として一層の飛やくを目指しています。
また、海産物も豊富であり、日本海の魚介類や富山湾産のぶり・ホタルイカなどが有名です。
農業においては、米・野菜・果樹の栽培が盛んで、ブランド米の「富富富」などがあります。
日本海に面した海岸線沿いでは、養殖業も盛んです。
近年では、SDGs(持続可能な開発目標)に基づく事業展開も進んでおり、「立山黒部」の高付加価値化 、国際的ブランド「世界で最も美しい富山湾」の活用、水産業の振興と富山湾のさかなのブランド力向上、カーボンニュートラルの実現に向けた再生可能エネルギーの導入、新たなエネルギーの利用に向けた開発の促進などを行っています。

観光

高岡漆器、高岡銅器・鉄器、越中和紙などの伝統工芸品があり、黒部峡谷鉄道や世界遺産に指定された相倉合掌造り集落が特徴。おわら風の盆など、地域独自の伝統行事も有名。

観光

富山県は、日本海側の中央部に位置し、豊かな自然と歴史的・文化的な観光資源が豊富な地域です。
自然景観では、立山連峰を中心に、雄大な山々や清流、渓谷、海岸線など多様な自然が魅力的です。また、国立公園である立山黒部アルペンルートや、白川郷・五箇山合掌造り集落など、歴史的・文化的な観光資源も豊富です。
食文化では、富山湾で水揚げされる海産物が有名で、近年は富山湾ブランドとして全国的に知られるようになりました。また、黒部市や南砺市などの地域で生産される高原野菜や果物、加越能地方で育まれるコシヒカリなど、新鮮な食材が楽しめる観光地でもあります。
四季折々のイベントも盛んで、春には「となみチューリップフェア」夏には「富山まつり、山王祭」、秋には「おわら風の盆」といった、地域の文化や伝統を体感できるイベントが開催されています。
近年では富山県の観光誘客を目的として、観光客向けの施設やサービスの整備が進んでいます。

大学

富山大学をはじめとする理工、医薬、芸術などの知の拠点として産業界や自治体との連携を強め、地域の発展に貢献している。

大学

富山大学は、日本海側有数の総合大学です。学部横断的な教育・研究・社会貢献を実践し、医薬理工が融合した学際領域の大学院を設置するなど、幅広い分野の専門家を養成しています。また、東洋医学と西洋医学を融合させ、新たな医薬学体系の構築を図る和漢医薬学総合研究所などの専門機関も設置しています。さらに、学内の学術研究の高度化を図り、その成果を広く社会に還元するため、学術研究・産学連携本部を設置しています。
富山県立大学は、日本海側初の工学系公立大学として開学し、県内産業等に求められる人材育成と若者の定着に貢献し、学部学科の拡充・新設を進めています。2022年4月には、デジタル化の進展に関する工学部関係学科の入学定員を拡充するとともに、DX教育研究センターを供用開始しました。教員数約200名、学生数約2,200名で、工学と看護学を基盤に、柔軟で豊かな人間性を備えた人材を育成しており、少人数によるゆきとどいた教育や学生の自立を促すキャリア教育を行っています。

SCOP TOYAMA

シェアオフィスやコワーキングスペース、チャレンジショップなどを備え、創業相談の受付や各種セミナーの開催など安心して一歩を踏み出せるサービスを提供。

SCOP TOYAMA

“富山で働く”ことを選んだ人が集いつながる、交流・支援拠点としてオープンしました。
全国でも先駆的な職住一体の施設であり、 起業家や移住者を呼び込む、ヒト・モノ・コトが交流する拠点を目指しています。
シェアオフィスやコワーキングスペース、チャレンジショップなどを備え、創業相談の受付や各種セミナーの開催などを通して、富山で働くことを選んだすべての人が、安心して一歩を踏み出せるサービスを提供しています。
イベント企画なども行い、地域の人や創業・移住促進住宅との繋がりを積極的に持ち、人と暮らしの交流・支援拠点としても機能を果たします。

https://scop-toyama.jp/

注力領域

移住促進

移住・起業支援

起業やUIJターン・移住促進に向け、スタートアップ支援等を推進している。

子育て

女性・子育て支援

女性活躍の環境づくり・男性の育児参加促進、小児医療強化等を行っている。

医療・ヘルスケア

医療支援

データヘルス等を活用し、健康寿命日本一に向けた事業を展開している。

スマートシティ

デジタル化

デジタル人材育成に向けた取組みを支援するとともに、行政のデジタル化を推進している。

一次産業(農業・漁業・林業)

持続可能な地域づくり

県産農林水産物等のブランド化や販路拡大、生産性の向上により、稼げる農林水産業を実現する。

文化・スポーツ

スポーツ・文化振興

スポーツ・文化・芸術に親しむ環境づくりを推進するとともに、伝統工芸品の販路開拓等を支援。

ソーシャル・教育

人材育成

県内大学への進学率の向上や海外留学の支援、高校でのキャリア教育の実践。

観光・旅行

観光振興

富山空港と伏木富山港の活性化、公共交通の整備や維持・確保を支援する。

施策支援

スタートアップ施策

施策応募可能地域プレシードシードアーリーミドルレイター
県内県外
とやまスタートアッププログラム
T-Startup
Digi-PoC TOYAMA(デジポックとやま)

募集中の施策