静岡市の人口は、2015年時点で約70万人です。静岡県の県庁所在地です。

関東圏へのアクセスが良く、若い世代の関東県への流出も増えているものの、市内には、大学や専門学校があり、若者層も住んでいます。
また富士山や熱海などの観光地に近いことから、外国人観光客も訪れる都市の一つとなっています。

静岡市は、静岡県の中央部に位置し、首都圏と中京圏とのほぼ中間に位置し、交通利便性を活かした物資や文化の交流拠点と なっています。
東京から約150km、名古屋から約200kmの場所にあります。市域は、太平洋に面しているため、南側が海岸線になっています。富士山静岡空港も近く、国内外の航空便が発着しています。

静岡の産業は、多様な産業群を構成しており、製造品出荷額は全国第3位です。
特に、輸送用機械や電気機械器具、化学工業製品などの工業が盛んで、全国シェアの高い製品が多くあります。また、食料品や飲料・飼料などの食品産業も高い割合を占めています。
さらに、お茶や温州ミカン、ワサビなどの農林水産物も有名です。

静岡市に本社を置く有名企業は、以下のようなものがあります。

・株式会社タミヤ
・鈴与ホールディングス株式会社
・メガネトップ株式会社
・いなば食品株式会社
・タカラ・エムシー株式会社
・天龍製鋸株式会社
・スルガ銀行株式会社
・静岡ガス株式会社

久能山、登呂遺跡、三保の松原など、豊かな自然と観光資源があります。

久能山東照宮は、徳川家康の霊廟がある神社で、日本平からロープウェイで行けます。豪華な装飾や絶景が見どころです。

登呂遺跡（とうろいせき）は、弥生時代後期から古墳時代初期にかけての遺跡です。1973年に発掘調査が行われ、多数の環濠集落跡や、竪穴式住居跡、横穴式石室墓などが発見されました。

三保の松原（みほのまつばら）は、その美しさから日本新三景や日本三大松原のひとつに選ばれています。また、ユネスコの世界文化遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉ー」の構成資産に登録されています。

静岡大学は、創造的な研究によって新たな知識や技術を生み出し、社会の発展に貢献しています。特に、光科学技術や生物資源科学などの分野では優れた成果をあげており、国内外から高い評価を受けています。

多様な分野で研究開発や社会貢献を行っている静岡大学発ベンチャー企業の紹介していたり、産学連携研究のシーズ（技術・知財）を公開しています。

また、イベントにも積極的で静岡県内のテクノロジー系スタートアップ企業や投資家を集める「TECH BEAT Shizuoka 」や、光技術を活用したビジネスコンテスト「Photonics Challenge 」などを開催・参加しています。

“創業や新事業にチャレンジする人・企業を積極的に見いだし、共に考える”
“中小企業と大学、中小企業のサポーターとの接点を創り出す”
ビジネスサポーター「B-nest（ビネスト）」

サポート体制
・金融機関や産業支援機関等とのネットワークを構築し、これらの団体に積極的に橋渡しを行います。

・企業が自ら取り組む条件・環境を整えるため、マーケティングに関する「気づき」の提供をし、自社の強みの発見や磨き出しの支援を行います。

・やる気のある前向きな企業・グループ等が主体となって取り組むそれぞれの抱える課題解決型のプロジェクトに対し、大学等も活用し積極的にサポートします。

・中小企業経営者や従業員等のスキルアップのための講座から、大学等の知的資産を最大限活用し、研究開発や新事業等に取り組むことのできる高度で専門的な職業能力を有する産業人の育成まで、様々な人材の育成を行います。

https://www.b-nest.jp/