令和5年3月現在の総人口は約140万人となっています。男女比にあまり差はないものの、全体的に減少傾向にあります。人口の推移については、昭和40年以降増加を続けてきた一方、昭和50年をピークに低下し続けています。
少子高齢化や都市部への若者の流出などにより、人口減少が進んでいます。 特に若年層や労働力が減少しているため、地域経済や社会の活性化に課題があり、課題解決の為の施策が行われています。

県内には様々な鉄道網が作られており、近江鉄道や琵琶湖周遊鉄道などの私鉄も運行されています。
交通では、東西に縦断する中央自動車道や北陸自動車道があり、アクセスが便利です。県内にはバス路線が充実しており、県内各地や隣接する都市との間を結んでいます。
日本最大の淡水湖「琵琶湖」は、県のシンボル的存在で、 周囲には美しい湖畔や観光地が点在しています。
山岳地帯も多く、特に県北部には比良山地があり、登山やハイキングのスポットも豊富にあります。
琵琶湖をはじめ、多くの河川が県内を流れており、 特に信楽町周辺では、清流や渓谷が広がり、自然の美しさを楽しむことができます。

製造業が盛んで、 特に自動車や電機製品、精密機器、化学製品などの製造業が主力となっています。 彦根市や大津市などには多くの製造業の拠点があり、地域経済に大きな影響を与えています。
琵琶湖や歴史的な観光地が豊富なため、観光業も重要な産業の一つです。
農業が盛んな地域で、米や野菜、果物の生産が行われています。 特に米作りでは「近江米」として知られる高品質なお米が生産され、県内外で高い評価を受けています。また、「近江牛」など畜産の分野でもブランド化されており、人気を集めています。
また、彦根刃物や長浜友禅などの日本を代表とする伝統工芸品があります。これらの伝統工芸品は、技術や伝統を守りながら、地域の特産品として広く愛されています。

滋賀県は豊かな自然を残す琵琶湖や歴史的な建造物など観光地が豊富です。
日本最大の淡水湖であり、県のシンボル的存在の琵琶湖周囲には美しい湖畔や観光地が点在しています。中でも、びわ湖バレイは、四季折々の美しい自然景観を楽しめるリゾート施設となっています。
彦根市にある彦根城は、江戸時代初期に築かれた美しい城で国宝に指定されており、堀や櫓、天守閣など見どころが豊富にあります。さらに、長浜城も彦根城につづき人気のスポットになっています。
近江神宮は、滋賀県でも有名な神社で、 江戸時代の建築様式を残しており、厳かな雰囲気と美しい庭園が魅力です。大祭は、豪華絢爛な祭りとして知られています。

滋賀大学は琵琶湖をはじめとする滋賀県の風土と歴史に抱かれ、湖国から世界へ広がる知の拠点として「未来創生大学」を掲げて挑戦を続けています。
大きく3つの学部に別れており、教育学部、経済学部、データサイエンス学部、それぞれの大学院を設けて、数理・データサイエンスと人文・社会科学の双方に通じた文理融合型の人材の育成に取り組んでいます。さらに特別支援教育専攻科では、特別支援学級教員を目指す現職教員を受け入れています。
全学共通教養教育を再編した「リベラルアーツ教育」、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うプログラムの中でも、特に先導的で独自の工夫・特色を有するとして文部科学省の認定を受けた「滋賀大学数理・データサイエンス・AI教育プログラム」、キャンパスの立地を活かした「びわ湖体験学習」といった特色ある教育プログラムと、学生の自発的な学びをサポートする教材や制度があります。

「創業プラザ滋賀」は起業家と共に考え、行動するハンズオン型の支援施設です。単なる賃貸施設と異なるところが特徴です。起業家や企業の事業化の支援により事業創出を図ることを目的とし、起業家の夢の実現を通じ、地域の経済・産業の活性化と、創業機運の醸成が使命と考えています。
事業活動や事業者の交流・連携をサポートし、ネットワークの形成を促しています。
また、各種イベントやセミナーを開催しており、ビジネスプランやマーケティングなどの支援をしています。
共有スペース等の充実したオフィス環境が借りられ、企業中や新規事業の立ち上げに利用されています。

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