大阪市はの人口は、令和5年4月現在約270万人で、大阪府中部に位置する市であり、大阪府の府庁所在地及び最大の都市で、政令指定都市でもあります。
日本の主要都市の一つであり、非常に人口密度が高い地域です。 市内には高層ビルや住宅街が密集しており、都市部では多くの人々が生活しています。
人口は1965年以降2000年まで減少傾向で推移してきたが、2005年には増加に転じ、 2015年には、約269万となり現在は横ばいで推移しています。
外国人人口は増加傾向にあり、中でも留学や技能実習を含む「その他の中長期在留者」が最も多く、次いで「特別永住者」と続いており、今後も増加する傾向にあると予想されています。

大阪市内には多数の鉄道路線が進んでおり、主要な路線としては、JR西日本の大阪環状線や大阪駅を中心とした在来線、私鉄の阪急電鉄や阪神電鉄、地下鉄の大阪メトロや京阪電鉄などがある。これらの路線網によって、大阪市内の移動はもちろん、周辺地域へのアクセスも便利になっています。
大阪市は、大阪湾に面し、淀川や大和川などの河川に囲まれています。 大阪平野と呼ばれており、比較的平坦な地域が広がっており、都市の発展と交通網の発展に貢献しています。

大阪市は製造業が盛んな地域です。 特に、工業、自動車産業、電機製品、化学製品などの製造業が重要な役割を果たしています。大手メーカーや中小企業が幅広く立地しており、技術力や生産性の高さで知られています。
また、多くの商業地があります。 特に、大阪駅周辺や心斎橋、道頓堀、天王寺、梅田などは、大規模な商業施設や百貨店、専門店街、ショッピングモールなどが集中しています。

高層ビルや商業施設が立ち並ぶ一方で、古来より経済、文化の中心地として繁栄した歴史を受け継ぎ、古墳などの歴史的建造物や景観が色濃く残る街です。「新しさ」と「懐かしさ」を感じることができます。
また上方落語や漫才は大衆演芸として生まれ、大阪人には欠かせない「笑い」の文化として日本中に広まり訪れた人を楽しませています。
「天下の台所」と古くから呼ばれるように、日本全国から特産品が集まる食の中心地として栄えてきました。「食いだおれ」の街としても有名で、たこ焼きやお好み焼きなどの「粉もん」から、名店の味と技が光る割烹料理まで楽しめるグルメの街として進化し続けています。

大阪市立大学は、1880年の大阪商業講習所設立に始まり、日本で初めて市立の大学として発足した旧制の大阪商科大学を経て、今日まで続く長い歴史と伝統を持つ公立大学です。
公立では数少ない総合大学であり、高い水準の多様な学問研究を基盤とする研究大学として歩むとともに、「理論と実際との有機的な連結を重視する学風」に発した自主独立・自由進取の気風を重んじて、大阪の発展や日本と世界の未来を担う人間を長年育成してきました。
大阪市立大学は、これらの伝統を生かしつつ、8学部11研究科の多彩な学問分野にわたる総合大学として、国際的かつ個性的で多様な研究の場を活かしながら、高度で闊達な少人数教育を行っています。
多様な課題を抱える大阪や日本ひいては世界の調和と発展に貢献するために、真善美の価値判断を身につけ、英知と市民的公共性を備え、多様な他者と協働しながら、地域･社会の様々な分野で指導的役割を果たせる、次世代の人間の育成を目指しています。

OIH Startup Acceleration Program の頭文字をとりOSAP（オーサップ）と呼称しています。
アーリー期のスタートアップ企業が、起業経験者等からのアドバイスや、大企業・ベンチャーキャピタル等との連携により、事業成長の加速（アクセラレーション）をめざす取組です。
本スタートアップアクセラレーションプログラムをはじめ、世界に通用するイノベーションを関西から生み出すため、うめきたグランフロント大阪に「大阪イノベーションハブ（OIH）」を設置し、グローバル展開をめざすスタートアップ企業等と、投資家や大企業等とが出会う場を提供しています。

https://www.innovation-osaka.jp/acceleration/

「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマは、人間一人一人が、自らの望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できるようにするとともに、こうした生き方を支える持続可能な社会を、国際社会が共創していくことを推し進めるものです。
言い換えれば、大阪・関西万博は、格差や対立の拡大といった新たな社会課題や、AIやバイオテクノロジー等の科学技術の発展、その結果としての長寿命化といった変化に直面する中で、参加者一人一人に対し、自らにとって「幸福な生き方とは何か」を正面から問う、初めての万博です。
近年、人々の価値観や生き方がますます多様化するとともに、技術革新によって誰もがこれまで想像しえなかった量の情報にアクセスし、やりとりを行うことが可能となっています。このような進展を踏まえ、大阪・関西万博では、健康・医療をはじめ、カーボンニュートラルやデジタル化といった取組を体現していくとともに、世界の叡智とベストプラクティスを大阪・関西地域に集約し、多様な価値観を踏まえた上での諸課題の解決策を提示していきます。