令和5年4月現在、約870万人の人口を擁し、関西地域の中心的な位置にあり、東京、神奈川に次いで3番目に人口が多い地域です。
人口や経済の規模が大きく、日本文化や歴史の重要な拠点となっています。関西地域の中でも特に重要な役割を担っており、商業や産業、文化の中心として発展してきました。
2010年をさかえに、人口が減少しており、少子高齢化も進んでいます。
人口密度は非常に高く、日本の都道府県の中でも人口密度が高い地域の一つです。経済的に発展した地域であり、多くの都市や町が集中しています。交通の便が良く、多くの人々が通勤や通学のために集まるため、人口密度が高くなっていると考えられます。

大阪府は鉄道網が発達しており、JR西日本をはじめとする民営の私鉄や地下鉄が全域に運行しています。 新幹線の停車駅である新大阪駅もあり、他の都市へのアクセスも便利になっています。
西側には瀬戸内海へとつながる大阪湾が広がり、古くから海上交通の要衝であるとともに、他の三方は山に囲まれるなど、豊かな自然に恵まれています。また、比較的雨が少なく、年間を通じて温暖な気候が特徴です。

製造業が盛んな地域であり、金属製品、鉄鋼、繊維、化学などの業種がバランスよく集積していることが特徴です。
「天下の台所」と呼ばれるように、日本全国から米や特産物が集まる取引の中心地として栄えてきました。
大阪は「食いだおれ」の町とも言われるほど様々な食が発達しており、現在では、たこ焼きやお好み焼きなどの「粉もん」が人気です。食文化を支える農業や漁業も盛んで、包丁などの堺打刃物や大阪浪華錫器など、多くの伝統工芸品も有名です。
また、ユネスコ無形文化遺産である人形浄瑠璃文楽や、上方歌舞伎、能といった伝統芸能も大阪で発展しました。上方落語や漫才は、大衆演芸として生まれ、現在では「笑い」の文化として日本中に広まっています。野球やサッカーなどのプロスポーツや、音楽などのエンターテインメントも充実しています。

町の中心部を挟み込むように川が流れており、クルーズ船や遊歩道を使って、歴史や文化、水辺の魅力を感じる空間をめぐることができます。
夜になると、橋や建物がライトアップされ、水辺を彩る光の風景を一年中見ることができます。
古来より日本の政治、経済、文化の中心地として繁栄した歴史を受け継ぎ、百舌鳥・古市古墳群、大阪城など、古墳や寺社仏閣などの歴史的建造物や景観が今なお残る都市です。
落語や漫才などのエンターテインメントも充実しており、現在では「笑い」の文化として日本中に広まっています。
2025年には、大阪・関西で国際博覧会が開催されることもあり、世界中から訪れた人々がワクワクする万博の実現に向けて取り組んでいます。

1931年に設立された歴史ある大学であり、日本国内でも有数の名門校の一つです。
「地域に生き世界に伸びる」を大学の基本理念とし、人類の安寧と福祉、世界平和、社会発展と自然環境の調和に貢献することを基本理念として、世界最先端の学術研究の成果を社会に還元し続けてきました。
世界トップレベル研究拠点プログラム・WPIに注目された免疫学フロンティア研究センター（現在はWPIアカデミー）、同じくWPIのヒューマン・メタバース疾患研究拠点、量子研究のトップを走る量子情報・量子生命研究センター。この３つの領域を世界最先端の拠点と断続的に、研究を推進しています。
また、新しい学術領域を創成するために「先導的学術国際研究機構」を設置し、17の部門等において異分野融合型の研究を推進しています。

大阪スタートアップ・エコシステムコンソーシアムは、京都、ひょうご・神戸の各コンソーシアムとの連携により2020年7月14日、内閣府が進める「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」の「グローバル拠点都市」として選定されました。
今後は、国の支援も得ながら力強いシナジー効果を発揮し、ライフサイエンス分野をはじめとする関西の強みが活かせる、世界に伍するスタートアップ・エコシステムを構築目指しています。
起業前から成長期まで、切れ目のない支援施策がそろっています。

https://www.innovation-osaka.jp/ja/osaka-eco