令和4年12月1日現在の人口は約540万人。日本の都道府県別人口ランキングで7位に位置する。また、県庁所在地である神戸市は兵庫県内で最も人口が多い都市です。

兵庫県内には神戸市外国語大学や神戸市の異人館街など、外国との交流に関する施設や地域が存在しています。

兵庫県は、関西地方の中央に位置しており、交通・立地条件が良い県です。

神戸空港や新幹線・在来線などの鉄道路線が整備されています。
また、神戸港をはじめとする港湾があり、国際貿易においても重要な役割を果たしています。

日本の鉄鋼業の中心地の一つであり、世界有数の鉄鋼メーカーである神戸製鋼所（KOBELC）が本社を置いています。

鉄鋼・造船・機械・化学工業：
神戸・阪神・播磨の二大工業地帯を有し、日本の重工業の中心地として発展してきました。特に、神戸港は世界でも有数の国際貿易港であり、アジアにおけるマザーポートを目指しています。

地場産業：
清酒、皮革、手延素麺、かばん、線香、釣針などの全国トップシェアを誇る地場産業が約40業種あります。これらの産業は、郷土の歴史と伝統に培われ、地域社会と密着したものづくりを行っています

農林水産業：
兵庫県は、日本海や瀬戸内海などに面した豊かな自然環境に恵まれており、農林水産業も盛んです。特に、但馬牛や淡路玉ねぎなどのブランド農産物や、淡路島でとれる鯛やタコなどの水産物が有名です。

兵庫県は多くの観光地があり、神戸市や姫路市、明石市などが有名です。神戸市には、異人館や北野町、南京町などの観光地が人気です。

兵庫県の観光客数は、 2020年 には新型コロナウイルスの影響で大幅に減少しましたが、 2019年 には約5,000万人を超える国内外からの旅行者が訪れました。観光収入は、 2018年 には約1.2兆円に達しました。

兵庫テロワール旅：
「土地の個性」を意味するテロワールという言葉を用いて、兵庫県の五国（摂津・丹波・但馬・播磨・淡路）それぞれの特色や魅力を発信するプロジェクトです。五感で感じる体験型の旅を提案しています。

ポストコロナを見据えた観光産業のビジネストランスフォーメーション：
Ω新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けた観光産業に対して、野村総合研究所（NRI）が支援策や事例紹介などを行っています。デジタル技術や地域連携などを活用した観光産業の変革に向けた提言も行っています。

兵庫県立大学では、産学連携・研究推進機構が中心になって、教員による大学発ベンチャーの立ち上げ、学生向けの起業マインドの育成などに取り組んでいます。

令和3年9月からは、兵庫県の補助事業として、起業人材育成プログラムを実施しています。このプログラムでは、起業を目指す学生に対して、起業家やベンチャーキャピタリストからの講義やメンタリング、起業家体験プログラムなどを提供しています。

地域経済の活性化と県内産業の競争力の向上を図るため、神戸市や民間企業等と連携し、飛躍的な成長が見込まれるスタートアップへの投資を行う「ひょうご神戸スタートアップファンド」を令和3年3月に設立しました。


AI・IoT・ロボット、健康・医療、環境・エネルギー、航空・宇宙などの成長分野や社会的課題の解決に資する事業を重点的に支援しています。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr10/hksf.html