北海道
北海道は日本列島の最北端に位置しており日本最大の都道府県です。冬はとても寒く、雪がたくさん降ります。
どこまでも広がる花畑や自然の神秘を感じる流氷、豪快に盛られた海鮮丼など、北海道でしか堪能できない魅力がたくさんあります。
特長
人口
北海道の人口は約538万人。
人口密度は全国平均の約5分の1。
人口
北海道の人口は、538万1,733人で、日本の総人口の約4.2%を占めています。人口密度は全国平均の約5分の1で、最も低い数値となっています。
また、2010年から2015年までの5年間の人口増減は、2.3%(124,686人)減少しており、人口の性比は低下傾向にあり、市部の人口割合が年々高まっています。
年齢別構成では1996年に高齢者人口(65歳以上)が年少人口(年少人口)を逆転しており、少子高齢化が進んでいます。人口減少対策だけでなく、人口減少下でも豊かに暮らせる社会づくりに取り組んでいます。
立地・交通
北海道は日本の地理的に離れた場所に位置しているが、主に空路、鉄道、船路が整備されており、アクセスの利便性は高い。
立地・交通
北海道は日本の面積の約22%を占める広大な土地を有し、東京都の38.1倍、オーストリア1国の面積に匹敵します。
北海道の中央には日高山脈が縦断し、美しい自然環境が広がっています。
全国と比較すると山地や傾斜地が少なく、なだらかな土地が多いのが特徴です。
北海道へのアクセスは、主に空路、鉄道、船路があり、北海道の中心都市である札幌市には、新千歳空港があり、国内外から多くの航空便が運行されています。
北海道新幹線の開通により、本州との移動時間が大幅に短縮され、観光客やビジネスマンの利用が増えています。
航路では日本海側は東北地方や北陸地方、太平洋側は東北地方、北関東地方、中部地方、関西地方と北海道内の各地を結ぶフェリーが就航しています。
北海道内の移動には、道央自動車道、道東自動車道、道北自動車道、道南自動車道などの高速道路が整備されており、車を利用しての移動も可能です。
産業
北海道の産業構造の特徴は、第1次産業・第3次産業の比率が高く、第2次産業の比率 が低い。
産業
北海道の産業構造の特徴は、第1次産業・第3次産業の比率が高く、第2次産業の比率が低いことが挙げられます。
北海道は広大な土地を持ち、農林業や漁業が盛んです。特にジャガイモやスイートコーンなどは全国的にも有名。また、北海道は畜産も盛んで、乳製品や肉製品も豊富です。
一方、第2次産業の中でも建設業の比率が高く、製造業の割合が低いのが特徴です。製造業では、食品加工が主力となっており、特に一次産業を活かした、乳製品、麺類(小麦)、缶詰(鮭、カニ)、ビールなどの製造が盛んとなっています。また、林業から派生した木材加工業も盛んで、ニトリホールディングスなどが所在します。
第3次産業においては、北海道は全国でも有数の観光地として知られています。
近年は農林水産業の持続的な成長に加えて、優位性を活かした力強い産業の創造・成長産業への挑戦(ゼロカーボン北海道など)にも力を入れています。
北海道は豊かな自然と歴史・文化を有する、多くの人々に愛される地域であり、その魅力を生かした産業の発展が期待されています。
観光
豊かな自然環境を背景とした風光明媚な景観や新鮮な食、多彩な温泉、様々な体験メニュー等が楽しめるアウトドアなど豊富な観光資源がある。
観光
北海道は、自然や温泉、食べ物など、多様な魅力がある観光地として知られています。
特に、冬にはスキーやスノーボード、雪まつりなどが楽しめ、夏には道内各地で花火大会や祭りが開催されます。
また、北海道は海産物や農産物の宝庫でもあり、新鮮で美味しい食べ物が豊富です。
さらに広大な自然が残る地域でもあり、知床や阿寒湖などの国立公園、十勝岳や大雪山などの山岳地帯、流氷やオホーツク海沿岸などの海洋地帯など、多彩な自然を楽しめます。
北海道は空路、鉄道、バス、車など、様々な方法で移動が可能です。
また、観光客向けの施設やホテル、旅館なども充実しており、安心して旅行を楽しむことができます。
大学
北海道大学をはじめとする国立大学が充実している。
大学
北海道には多くの大学があり、その特色は多岐にわたります。
例えば、北海道大学は、北海道を代表する総合大学であり、特に農学や工学、理学、医学などの分野で高い評価を得ています。
帯広畜産大学は、畜産・獣医学分野を中心とした大学で、日本唯一の畜産系国立大学です。学部・大学院を通じて、畜産学、獣医学、食品科学、環境科学など幅広い分野を学ぶことができます。
北海道の大学は、自然豊かな環境に恵まれたキャンパスが多く、自然やスポーツ、アウトドアに興味がある学生にとっては魅力的な環境です。
さらに、北海道は国内外から多くの留学生が集まる国際的な大学があり、異文化交流ができる環境も整っています。
J-Startup HOKKAIDO
グローバルに活躍することが期待される地域に根差した有望なスタートアップ企業を選定し、公的機関と民間企業が連携して集中支援を実施することで、スタートアップ企業の飛躍的な成長を図っている。
J-Startup HOKKAIDO
経済産業省北海道経済産業局は、札幌市、さっぽろ産業振興財団と共同で、「J-Startup HOKKAIDO」を実施しています。グローバルに活躍することが期待される地域に根差した有望なスタートアップ企業を選定し、公的機関と民間企業が連携して集中支援を実施することで、スタートアップ企業の飛躍的な成長を図っています。
https://startup-city-sapporo.com/j-startup-hokkaido/
注力領域
子育て
若年者の雇用や生活の安定化、仕事と子育ての両立支援、安心して妊娠・出産できる環境づくり、子どもの安全・安心の確保を行う。
医療・ヘルスケア
地域医療を支える医療従事者の確保、広域性を考慮した救急医療体制の整備を行う。
福祉・介護
福祉・介護人材の確保・定着をめざす。
買い物弱者支援などを行う。
エネルギー
脱炭素型への転換、水素社会の形成に向けた取組の推進、分散型エネルギーシステムの構築・展開を行う。
災害・災害
将来にわたる暮らしの安全・安心を確保する。
酪農・畜産
ICT等の導入促進、付加価値の高い農業の推進、日本海地域における新たな生産体制の推進、新たな北海道産木材の需要創出など。
文化・伝統
北海道独自の歴史や文化の発信、世界文化遺産登録が実現した北海道・北東北の縄文遺跡群を活用した地域の賑わいの創出。
観光・旅行
国内外からの誘客促進食の輸出拡大・ウポポイの誘客促進など。
施策支援
スタートアップ施策
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