北海道札幌市

札幌市は、北海道の中心都市であり、四季折々の自然と共存する都市です。雄大な山々と広大な大地があり、冬季には豪雪地帯として知られます。また、グルメや観光スポットも充実しており、多様な文化・エンターテインメントが楽しめます。

特長

人口

札幌市は、北海道の中心都市であり、人口は約1,96万人で、日本の都市部においては中規模に分類さる。

人口

札幌市は北海道の中心都市であり、僅かながら人口増を続けてきたが、R4年を境に人口減少に切り替わりました。自然増減においては、出生率の低下によるマイナスが見受けられるが、社会増減では、周辺地域からの流入や、新たな雇用機会を求める若者の流入により依然プラスとなっています。また、札幌市の市政方針では、都市インフラの強化や地域資源の活用、生活環境の向上を目指しており、札幌市のみにとどまらず「さっぽろ圏」への移住を推進していく政策をとっています。

立地・交通

札幌市は北海道内の交通ネットワークの中心となっています。
JR札幌駅を中心に、市電やバス、地下鉄などの公共交通機関が発達している。

立地・交通

札幌駅から新千歳空港まで37分。国内の主要空港とを結ぶほか海外15路線の定期便と国際チャーター便が就航する国際線ターミナルを備え、世界とつながる玄関口としての機能も充実しています。また、深夜航空貨物便が活用される24時間運用の空港であり、スピーディーな物流体制も構築できます。
道内各地を結ぶ鉄道・広域幹線道路網の中心地、札幌。空港・港湾への好アクセスに加え、国内最大の貨物取扱量を誇りコンテナ列車による札幌ー東京間の翌日配送を可能にする「札幌貨物ターミナル駅」を擁し、道内外の物流・交通のハブとして重要な役割を担っています。
2016年、新青森ー新函館北斗間で開業した北海道新幹線。新函館北斗から札幌までの区間は2030年度末の開業に向けて工事が進められており、首都圏との交通アクセスが、ますます充実します。
札幌は、国際拠点港湾である室蘭港や苫小牧港、日本海側拠点港に選定された石狩湾新港や小樽港など、アクセスに優れた拠点港湾に囲まれています。特に、石狩湾新港は都心から車で約30分の距離にあり、国内外へ向けての円滑な海上輸送が可能です。

産業

札幌市の産業構造は、事業所数、従業者数ともに、製造業などの第２次産業の割合が全国に比べて低く、卸売・小売業や、飲食・宿泊サービス業などの第３次産業が中心の産業構造となっている。

産業

札幌市の産業構造は、事業所数、従業者数ともに、製造業などの第２次産業の割合が全国に比べて低く、卸売・小売業や、飲食・宿泊サービス業などの第３次産業が中心の産業構造となっています。また、札幌市内にある企業の75％が、従業員9人以下の企業であるなど、従業員50人以下の企業は全体の96％を占めています。
地域資源を活かし、北海道経済の成長をけん引する
地域資源を活かし、北海道経済の成長をけん引する「食」「観光」分野、今後の更なる成長が見込まれる「環境（エネルギー）」「健康福祉・医療」分野、産業自体を高度化・効率化させる「IT・クリエイティブ」分野の5分野を重点分野と掲げて施策を展開しています。

観光

札幌市内には、札幌市時計台や旧道庁舎など、歴史的な建造物が多く残っている。冬季の雪まつりや、夏季のさっぽろオータムフェストなどの大型イベントも有名。

観光

札幌市は、四季折々の自然や食文化を生かした観光資源が豊富な地域として知られています。特に、冬季の雪まつりや、夏季のさっぽろオータムフェストなどの大型イベントが有名ですが、それ以外にも多くの観光スポットがあります。
札幌市内には、札幌市時計台や旧道庁舎など、歴史的な建造物が多く残っています。また、北海道大学構内にある北海道大学植物園では、季節ごとに異なる花々が咲き誇り、多くの人々が訪れます。
さらに、北海道の食文化を堪能できるグルメスポットも豊富です。中でも、札幌市内にある「すすきの」は、数多くの飲食店が軒を連ねる繁華街として知られています。また、札幌市周辺には、新鮮な海産物や野菜が楽しめる市場や、地元の農家や牧場から直接仕入れた食材を使用するレストランが多くあります。
さらに、札幌市は、自然が豊かな地域でもあります。市内には、中島公園などの大規模な公園があり、自然を満喫することができます。また、札幌市周辺には、山や温泉地などもあり、アウトドアや温泉旅行にも最適な地域として観光客に人気があります。
以上のように、札幌市は、四季折々の自然や食文化を生かした観光資源が豊富な地域として知られており、多くの人々が訪れる観光都市となっています。

大学

国立大学の北海道大学をはじめ、札幌医科大学など多くの大学がある。

大学

札幌市には多くの大学があり、多くの学生が集まることで、札幌市は若々しく活気に溢れる都市としても知られています。
それぞれの大学で特色ある教育・研究活動を展開しており、北海道の教育・文化の中心として、多くの学生や研究者が集まっています。

中でも北海道大学は、北海道札幌市に本部キャンパスを構える、日本を代表する国立総合大学の一つであり、北海道の自然や地域社会に特化した教育・研究を行っており、北海道に根ざした人材を育成しています。
農学や水産学、地球環境科学、人間科学、生命科学など、自然科学分野を中心に幅広い分野で研究を展開しており、地震観測網など研究施設・設備を有しています。

STARTUP CITY SAPPORO

札幌市は、札幌・北海道から、多くのスタートアップが生まれ集積することによる新産業の創出を目指し、STARTUP CITY SAPPOROを実施している。

STARTUP CITY SAPPORO

STARTUP CITY SAPPOROは、「街に、もっと、チャレンジを。街からもっと、イノベーションを。」をテーマに未来を切り拓くアントレプレナーシップ（起業家精神）を育み、革新的なアイデアや技術を持つ国内外のスタートアップと社会をつなぐプロジェクトです。
札幌・北海道から世界を変えるスタートアップの事業成長を支援し、産官学の連携による札幌・北海道のスタートアップ・エコシステムの構築を目的として、無料相談会や各種プログラムのほか、スタートアップに関する様々なイベントを行っています。