令和4年10月現在の人口は約190万人ので、現状としては社会動態では転入超過ではあるものの、出生数の低下による自然減少が顕著であり、高齢化が進展しています。高齢化率は、関東地方で最も高く、市街地人口密度は、全国45位（関東地方最下位）となっています。
人口減少を前提とした土地利用計画にあわせた公共交通や都市施設の再構築や群馬の強みを活かした産業の誘致や新エネルギーによる産業創出環境づくりなど対策をおこなっています。

日本列島のほぼ真ん中に位置する群馬県。東京からは約100㎞、 新幹線で約50分の近さで、平成27年3月には金沢まで北陸新幹線が開通しています。
関越・上信越・北関東・東北と ４つの高速道路が走り、高速交通網で全国各地と結ばれています。 県西・県北地域には山々が連なり、南東部には関東平野が開ける内陸県です。 関東地方では栃木県に次ぎ2番目に大きな面積を有する県です。地形は、「上毛かるた」に「つる舞う形の群馬県」とうたわれるように、羽を広げた鶴の形によく似ています。 2,000ｍ級の山岳、尾瀬の湿原、利根川をはじめ とする美しい大自然と、行政、工業、商業といった、 それぞれの機能をもつ拠点都市が県内に分散し、自然と都市の魅力にあふれています。

日本の近代化を支えた富岡製糸場や中島飛行機の航空機製造技術など、 高度な技術力の蓄積が現在の群馬のものづくり産業を支えています。
家電、食品、自動車関連などさまざまな分野 で業界を牽引するトップ企業があります。
また、AEDを製造しているの医療機器メーカーや宇宙関連機器の総合メーカーなど、日本の医療・宇宙開発に貢献して います。
農業では、年間を通して晴れの日が多い気候と、 水はけのよい土壌の為、小麦栽培が盛んで、全国有数の産地となっています。

日本の名湯「草津温泉」があり、「日本三名泉」、「日本三大薬湯」にも数えられる名湯で、現在も「にっぽんの温泉100選」で高い評価を得ています。 また、湯畑は国の名勝に指定されています。
郷土料理「おっきりこみ」や「水沢うどん」にはじまり、パスタや焼きそば、もんじゃなど小麦粉を使った様々なご当地グルメが 「粉食文化」として県民の間に広がっています。
群馬は、東国文化のふるさとといわれており、数も大きさも全国有数の「古墳」があり、多くの歴史文化遺産が残されています。

人材養成機能や研究成果を活用し、地域の産業を活性化するとともに文化の発展を牽引することにより、地域社会を元気にすることにあると考えています。また同時に、グローバルな視点で活躍できる大学を目指しています。
新たに設置した情報学部を核として、来るべき社会で必須となるICTリテラシーを共同教育学部、理工学部、医学部など全ての学生に提供するとともに、全ての領域の学生・研究者の研究活動をデータサイエンスで支援しています。
地域の意見を広く取り入れ、地方創生に貢献すると共に「知と人材」のグローバルな集積拠点として、一層魅力ある大学になるよう、改革を進めています。

ぐんま未来イノベーションLAB：
群馬から「新たな価値」・「イノベーション」を創出するための未来を見据えた異業種連携のプラットフォームで、「ぐんまデジタルイノベーション加速化補助金」や「社会課題解決型・新事業創出カリキュラム（Next Base）」など、社会や地域の課題解決を目的とした共創プロジェクトを推進しています。また、ワークショップ、アイデアソンの開催やLAB会員企業のニーズ・ソリューション等を発信など、ネットワークの構築、ビジネスパートナーとのマッチングを行っています。セミナーや研修事業の実施をし、ビジネスの未来を見据えた学びの場として利用しています。

https://mirai-innovationlab.jp/

NETSUGEN：
群馬県の事業として、県庁32階に誕生したNETSUGEN。セクターや業種が異なるユーザー同士でも、気軽に交流できるよう空間をデザインし、最新の技術や知見を取り入れた企業やNPO、大学や研究機関に加え、地域課題解決に取りくむ市町村・県と直接交流ができます。新たなビジネスや地域課題の解決に向け、他のユーザーと共有することができます。

https://www.netsugen.jp/