愛媛県の人口は約132万人ですが、1985年をピークに人口減少が続いています。
自然動態、社会動態共に減少傾向であり、2060年には人口が約78万人になると推計されていることを受けて、「えひめ人口減少対策重点戦略」を策定し、短期目標として2026年に転出超過の解消及び出生数8500人を目指しています。

愛媛県は、四国の北西部に位置し、東は香川・徳島の両県、南は高知県に隣接しています。
また、北は瀬戸内海をはさみ、「しまなみ海道」で結ばれた広島県、西は宇和海を隔てて大分県と向かいあっています。
県内を大きく3つの地域に分け、県東部を「東予」、県中央部を「中予」、県南部を「南予」という。
東西に細長い県土のほぼ中央に位置する県都松山市からは、飛行機で東京までおよそ80分、大阪まで50分で行くことができるほか、松山市中心部から空港まで車で約15分と全国トップレベルのアクセスを誇っています。
穏やかな海に囲まれ、最高峰の石鎚山をはじめとした四国山地が連なっており、自然をダイレクトに感じられるのも魅力のひとつです。

愛媛県は温暖な気候と豊かな水資源に恵まれており、みかんをはじめとする農産物の生産が盛んで、他にもレモン、柑橘類、米、野菜、養殖業などが重要な一次産業となっています。
愛媛県は、東予は、四国中央市の製紙業、新居浜市・西条市の化学工業、非鉄金属、産業機械、電機関係、今治市の造船及びタオルといった二次産業が中心です。
南予地方は、柑橘や海面養殖などにおいて日本を代表する産地で第一次産業が盛んです。
中予地方は、四国最大の人口を誇る県都松山市を中心に第三次産業の企業が多数と、幅広い産業構造を誇っています。

愛媛県には魅力的な観光地が多くあります。
道後温泉は国内最古の温泉であり、松山市に位置しています。
坊ちゃん湯との愛称でも知られる道後温泉本館など、歴史的な温泉施設が点在し、趣のある街並みも楽しめます。
松山城は松山市にある美しい城で、四国地方でも有数の観光スポットで、城内には博物館や展望台があり、松山市街や瀬戸内海を一望できます。
しまなみ海道は愛媛県と広島県を結ぶ自動車道で、各橋には自転車歩行者道が整備されているため、美しい島々や瀬戸内海の風景を楽しみながらサイクリングを楽しめるサイクリストの聖地として人気を博しています。
瀬戸内海に位置する大三島は、自然の美しさやサイクリングコース、観光施設が充実しています。
瀬戸内海の新鮮な魚介類も人気が高く、郷土料理である「鯛めし」は松山鯛めし、宇和島鯛めし共に地元民や観光客から親しまれてます。
美しい自然環境、歴史的な建造物、温泉など、多様な観光スポットが訪れる人々を魅了しています。

愛媛県には以下のような大学があります。
愛媛大学は愛媛県松山市に位置し、法文学部、教育学部、社会共創学部、理学部、医学部、工学部、農学部の7学部があります。
愛媛大学は地域とグローバルに対する貢献を目指し、学生の自立と社会的課題への対応力強化、多様な研究推進、地域産業への貢献を通じた地域創生を目標としています。
また、Sustainableな社会とResilientな地域社会の構築に貢献するため、令和4年に「総合戦略府」を設置し、研究成果の社会実装や知的財産化によって、経営力を強化する試みを進めています。
松山大学は松山市に位置する私立大学で、経済学部、人文学部、法学部、薬学部の4学部があり地域との連携を重視した教育や地域貢献活動も行ってます。
愛媛県立医療技術大学は松山市の隣に位置する砥部町に設立された専門職大学で、看護師、保健師、助産師ならびに臨床検査技師の育成に力を入れています。

愛媛グローカル・フロンティア・プログラム（EGFプログラム）は、愛媛で起業を志す方のための愛媛県が主催する創業支援プログラムです。
ビジネスアイデアを育て、形にするためのさまざまな施策を、年間通じて提供しています。
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