令和5年3月1日現在の人口は約77万人です。新潟県の県庁所在地であり、県内最大の都市でもあります。
県内でも経済や文化の中心地としての役割が大きく、大学や病院、商業施設などが充実しています。
現在、高齢化が進んでおり、人口の約30％が65歳以上となっています。高齢者の増加により、医療や介護などの負担が増えているほか、若者層の減少これにより、労働力不足が深刻化する可能性があります。
また、若者の都市部への流出が進んでおり、若年層の減少が問題となっています。

新潟市には、東京から上越新幹線が通っており、在来線も新潟県の拠点となっています。新潟市内からも、越後湯沢、上越など、周辺地域にもアクセスしやすいです。
また、新潟港もあり、海上交通も発達しています。主に、海外からの輸入品や、地元で水揚げされた新鮮な魚介類を取り扱っています。入港や出港ができる深い海水路が整備されていることから、貨物取扱量が多く、東北地方と北陸地方をつなぐ重要な拠点の一つとなっています。さらに、クルーズ船の寄港もあり、観光客が訪れる場所としても注目されています。
新潟市周辺には、冬期に楽しめる観光スポットが多くありますが、豪雪による影響を受ける可能性には注意が必要です。

新潟市は、米どころとして有名であり、農業が盛んな地域です。日本一の水田面積を誇る全国有数の大農業都市で、信濃川と阿賀野川の2つの大河が運んできた「水と土」によって生まれた肥沃な新潟平野では、ブランド米「こしひかり」をはじめとする新潟米が盛んに生産されています。
また、日本海に面していることから、豊富な海産物があり、魚介類の加工や水産加工品の製造が盛んです。

周辺には、温泉やスキー場などのレジャースポットが多く、新潟市・新潟県内の観光拠点となっています。
清酒の生産が盛んな地域であり、地元の酒蔵や博物館は盛況です。また新鮮な魚介類や地元の食材も豊富で、日本酒との相性も抜群です。
近年では、観光交流の推進及び地域の活性化を図るため、マンガ・アニメを活用したまちづくり構想があります。市内各所で、バーチャル空間を使ったARコンテンツを楽しむことができるイベントなども開催されています。

新潟大学は、人文学部、教育学部、法学部、経済科学部、理学部、医学部医学科、医学部保健学科、歯学部、工学部、農学部、創生学部があります。さらに、大学院には学部に関連する研究科が設置されており、学術研究の深化を図っています。
国際交流にも力を入れており、多くの留学生を受け入れています。また、国内外の大学や研究機関との学術交流や共同研究を進めています。
地域社会への貢献も重視しており、医療・保健・福祉の分野では、地域の医療機関や福祉施設と連携し、高度な医療や福祉の提供に取り組んでいます。
このように幅広い学部・研究科を持つ総合大学で、国際連携や地域貢献に力を入れています。

起業チャレンジコミュニティ「SN@P」は、オンラインで先輩起業家や支援者、仲間が集まる環境を提供しています。
その評価は起業や事業推進のためのモノ・サービスと交換可能で、信用スコアとしても見える化されています。
地元からビジネスの最前線までを繋ぎ、世界に羽ばたく、そして地元を牽引していくような起業家の支援、育成環境の構築を目指します。

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